【徹底比較】SBI証券と楽天証券はどっちがいい?手数料・ポイント・NISAで選ぶ結論

投資

SBI証券と楽天証券は、どちらも手数料の安さや取扱商品の豊富さから、投資初心者から経験者まで幅広く利用されているネット証券です。これから投資を始めたいと考えている方の中には、どちらの証券会社で口座を開設すべきか迷っている方も多いでしょう。

この記事では、SBI証券と楽天証券をコスト、取扱商品、使い勝手など様々な角度から徹底的に比較し、「自分にはどちらが合っているのか」を判断するための情報を提供します。仕様変更にも揺るがない、長期的な視点での選び方まで解説するので、ぜひ参考にしてください。

結論と前提

「SBI証券と楽天証券、結局どっちがいいの?」そんな疑問に最短でお答えします。投資スタイルによっておすすめは変わりますが、まずはこの結論を把握しておきましょう。

使い分けの結論

使い分けの基本方針

  • 投信つみたて中心なら「楽天証券
    楽天ポイントを貯めながら、シンプルな操作でコツコツ投資したい人向け。
  • 米株・外貨活用・IPO重視なら「SBI証券」
    幅広い商品と高機能ツールで、積極的に利益を狙いたい人向け。

投信つみたて中心は楽天/米株・外貨活用・IPO重視はSBI

投資信託の積立を中心に運用する場合は、楽天証券が向いています。理由は、楽天カード決済による積立還元率の高さや、楽天ポイントの利用しやすさです。ポイントを再投資できる導線も整っており、積立初心者でも管理がしやすい環境が整っています。

一方、米国株取引や外貨活用、IPO投資を重視する場合はSBI証券が有利です。米国株の取扱銘柄数が豊富で、時間外取引や外貨建て決済に対応しているため、取引時間や為替タイミングを柔軟に選べます。IPO取扱件数も多く、主幹事になる案件が多い点も魅力です。

併用の考え方(障害分散・キャンペーン取りこぼし防止)

1つの証券口座だけを利用すると、システム障害やメンテナンス時に取引できないリスクがあります。SBI証券と楽天証券を併用すれば、取引停止の影響を避けられるだけでなく、両社の口座開設や積立キャンペーンを同時に活用できます。特に、積立設定を両方で分けることで、ポイント還元を最大化しつつ、制度変更時の影響を抑えることが可能です。

判断ルールと注意点

比較軸(コスト・利便性・品揃え・安全性)

証券会社を比較する際は、主に4つの軸で判断します。

  • コスト:売買手数料、為替コスト、信託報酬、ポイント還元などを合算した総コスト
  • 利便性:スマホアプリやPCツールの使いやすさ、自動化設定の有無
  • 品揃え:米国株、投資信託、IPO、iDeCoなどの商品ラインナップ
  • 安全性:サポート体制、システム安定性、二段階認証などのセキュリティ

最新キャンペーン/制度改定を前提にする

証券会社の手数料体系やポイント制度は、制度改正や自社戦略の変更で見直されることがあります。比較を行う際は、必ず公式サイトで最新情報を確認し、現在だけでなく1〜2年後の運用環境も想定して選ぶことが大切です。

制度・仕様変更への耐性

変更時に強い選び方(併用/乗換を前提に設計)

長期運用を前提とするなら、最初から「乗り換えやすい構成」にしておくことが有効です。SBI証券と楽天証券の両方に口座を開設し、用途を分けて利用すれば、制度変更やポイント改悪時も迅速に切り替えられます。

積立・ポイント導線の“作り直しコスト”を下げるコツ

積立設定やポイント連携は、変更時に手間がかかる場合があります。クレジットカード積立やポイント投資の設定を1社に固定せず、最初から併用前提で設計することで、設定変更や移行の負担を軽減できます。

コスト・還元・キャンペーンの比較

「SBI証券 楽天証券 比較」と検索する人は、どちらが費用対効果でお得か気になることが多いはずです。そこで「国内株・信用取引」「米国株と為替」「投資信託の実質コスト」「クレカ積立・ポイント投資」「キャンペーン含む総合コスト」の5つの切り口で整理します。

項目SBI証券楽天証券ポイント
国内株手数料無料(※条件あり)無料(※条件あり)ほぼ互角
米国株手数料0ドル〜(※最低手数料)0.495ドル〜SBI証券がやや有利
為替コスト(米ドル/円)片道0.2円(※住信SBIネット銀行経由)片道0.25円SBI証券が有利
クレカ積立還元率0.5%〜5.0%(※カードによる)0.5%〜1.0%条件次第でSBI証券が高還元
SBI証券 vs 楽天証券 コスト比較早見表

国内株・信用のコスト

最初に、国内株の取引コストから見ていきます。SBI証券では「アクティブプラン」を選ぶと1日100万円までの現物取引が無料になります。楽天証券も同様に現物取引は一定額まで無料で、ほぼ同水準です。信用取引では、売買時の手数料に加えて金利や貸株料が発生しますが、SBI証券の方が若干安く設定されていることもあります。とはいえ、信用取引の利用が少ない初心者にとっては、この差は体感しづらいかもしれません。

米国株と為替コスト

続いて、米国株への投資を考えているなら、SBI証券がわずかに優位です。最低取引手数料が0ドルで、楽天証券は0.495ドル。長期保有を見越すならこの差は無視できません。為替コストは、SBI証券が片道0.2円、楽天証券は片道0.25円が一般的です。為替取引は回数が多いほどコスト差が積み重なるため、外貨両替や外貨決済を頻繁に使う予定がある場合はSBI証券がより有利です。ただし、楽天証券も為替機能が整っているため、初心者には十分実用的です。

投資信託の実質コスト

次に投資信託のコストです。両社ともeMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドを多数扱っており、信託報酬自体に大きな差はありません。そのため差は比較的小さいですが、投信保有によるポイント還元が使い勝手の一つとなります。SBI証券はTポイントやPonta、Vポイントなどを選べる点が幅広い一方、楽天証券は楽天ポイントに一本化して還元され、楽天経済圏を使う人にとっては使いやすい構造です。

クレカ積立・ポイント投資

クレジットカードで積み立てる場合、楽天証券は楽天カードで最大1%還元、SBI証券は三井住友カード系列なら最大で5%還元という設定もあります。ただし、高い還元率のためには特定の年会費のあるカードを使う必要があったり、還元上限額が設定されていたりする点に注意が必要です。ポイント投資については両社とも投資信託だけでなく、楽天証券では米国株にも使える点がユニークです。

キャンペーンと総合コスト

両社は口座開設や入金、積立金額に応じて数千円〜1万円相当のポイントキャンペーンを展開しています。これらを活用することで初期段階のコストを下げられますが、それだけにとどまらず、信託報酬や売買手数料、為替コスト、ポイント還元を合計して“総合コスト”を計算すると、より長期的視点での比較が可能になります。たとえば年間投資額100万円でポイント還元率が1%違えば、1万円の差が生じるため、選び方に影響します。

取扱商品・制度の比較

SBI証券と楽天証券はどちらも幅広い金融商品を取り扱っていますが、得意分野や制度対応には違いがあります。ここでは「国内株式」「投資信託」「外国株」「IPO」「iDeCo・NISA」の5つの切り口で整理します。

項目SBI証券楽天証券
国内株式PTS取引で夜間取引が可能シンプルな取引画面
投資信託2,500本以上(独自ファンドも豊富)2,500本以上(楽天オリジナルも人気)
外国株式9カ国以上(米国、中国、韓国など)米国・中国などが中心
IPO(新規公開株)業界トップクラスの取扱件数取扱あり(後期型抽選)
iDeCo商品ラインナップが豊富シンプルで選びやすい

国内株式

国内株式の銘柄数は両社ほぼ同等で、東証プライム・スタンダード・グロース市場のすべてを網羅しています。加えて、SBI証券はPTS(私設取引システム)を利用でき、取引時間を朝8時〜夜11時半まで拡張できます。楽天証券は夜間取引こそできませんが、取引画面がシンプルで初心者にもわかりやすく、チャート機能も直感的です。

投資信託

両社とも投資信託の取り扱い本数は2,500本以上と国内最大級。インデックス投資、アクティブ投資どちらにも対応しています。SBI証券は「SBI・Vシリーズ」など独自ブランドの低コストファンドを展開しており、米国ETFを組み込んだ投資信託も豊富です。楽天証券は「楽天・全米株式インデックス・ファンド」など楽天オリジナル商品が強く、楽天ポイントとの親和性が高いのが特徴です。

外国株式

外国株はSBI証券が米国・中国・韓国・シンガポールなど9カ国以上に対応し、取扱銘柄数も圧倒的に多いです。さらに時間外取引や外貨建て決済も可能。楽天証券は米国株と中国株が中心で、取扱国は少なめですが、取引画面や銘柄検索がシンプルで迷いにくく、米国株の定期買付も可能です。

IPO(新規公開株)

IPOを積極的に狙うならSBI証券が有利です。年間取扱件数が業界トップクラスで、主幹事を務める案件も多く、当選確率を高めるチャンスがあります。楽天証券は取扱件数こそ少なめですが、後期型抽選(入金タイミングが遅い方式)を採用しており、資金効率は良好です。

iDeCo・NISA制度対応

新NISAでは両社とも成長投資枠・つみたて投資枠に完全対応していますが、iDeCoの商品ラインナップではSBI証券がやや優勢です。SBIは低コストインデックスファンドを中心に幅広い選択肢があり、オリジナルプラン・セレクトプランの2つから選べます。楽天証券のiDeCoも使いやすく、ネットでの手続きがスムーズです。

使いやすさ・ツールの比較

SBI証券と楽天証券は商品やコストだけでなく、「使いやすさ」の面でも差があります。初心者にとって操作性やサポート体制は、継続的に取引を続けられるかどうかに直結します。

スマホアプリ

SBI証券のスマホアプリは「SBI証券 株アプリ」や「SBI証券 米国株アプリ」など、用途別に複数用意されています。国内株と米国株を分けて使えるため機能は充実していますが、アプリ間を行き来する必要がある点は人によっては煩雑に感じるかもしれません。

楽天証券は「iSPEED」1本に国内株・外国株・投資信託が集約され、シンプルかつ直感的に操作できます特に株価チャートの動きが滑らかで、注文画面までの導線が短い点が高評価です。

PCツール・画面の見やすさ

SBI証券は「HYPER SBI 2」というPC用トレーディングツールを提供しており、板情報や複数チャート表示など、本格的な分析が可能です。機能が多い反面、最初は操作に慣れるまで時間がかかるかもしれません。

楽天証券はWeb画面やiSPEED for PCのデザインがシンプルで、初心者にも直感的にわかりやすいレイアウトです。多機能さではSBI証券が優れていますが、最初の入りやすさでは楽天証券に軍配が上がります。

サポート体制

サポート面では両社とも電話・メール・チャット対応があります。SBI証券は平日8時〜18時の電話受付に加え、AIチャットボットで24時間対応。楽天証券もAIチャットとオペレーターによるチャット相談が可能で、質問内容によっては夜間でも回答を得られます。

ただし、電話はどちらも混み合う時間帯があり、特に決算発表や市場急変時にはつながりにくくなるため、平日昼間に時間を取れる人ならストレスが少ないでしょう。

どんな人に向いているかの比較

SBI証券が向いている人

  • 幅広い商品で分散投資をしたい人
  • IPOやPTS取引に積極的な人
  • 本格的な分析・取引ツールを使いたい人

楽天証券が向いている人

  • シンプルな操作性を重視する人
  • 楽天経済圏でポイントを最大活用したい人
  • インデックス投資で長期運用したい人

両方使うという選択肢

投資初心者の多くは「口座は1つで十分」と考えがちですが、SBI証券と楽天証券は特徴が異なるため、両方を使い分けることでメリットを享受できます。特に、制度や商品、ポイント還元を最大限に活用したい人には有効です。

併用のメリット

  • 得意分野を使い分けられる
  • キャンペーンやポイントを二重取りできる
  • 制度の併用が可能(NISAと特定口座など)

併用のデメリット

  • 管理の手間が増える
  • 最低投資額や手数料が重複する可能性

両方を使う場合は、「どちらをメイン口座にするか」「どの取引をどちらで行うか」を明確に決めると、管理がスムーズになります。

まとめ:SBI証券と楽天証券、結局どっちを選ぶべき?

SBI証券と楽天証券はどちらも低コスト・高機能で、投資初心者から経験者まで幅広く支持されています。選び方のポイントは「投資目的」と「日常の生活スタイル」にあります。

最終的な結論

  • 投資初心者で楽天経済圏を日常的に使っているなら、まずは楽天証券から。
  • 投資の幅を広げたい・分析ツールを使いこなしたいならSBI証券を選択。
  • 中級者以上や欲張り派は両方の口座を持って、取引内容ごとに使い分けるのがベスト。

投資は「続けられる環境づくり」が何より大事です。自分に合った証券会社を選び、無理なく・長く・楽しく資産形成を続けていきましょう。

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